鶏眼 [ Clavus ]
読み方 : けいがん
鶏眼とは、足裏の角質層の一部が円錐状縦方向に異常増殖したものであり、痛みがあるもの。中心部分に硬く小さな芯があり、形が魚の目のように見えるため、別名、魚の目とも呼ばれる。
鶏眼は、サンダルやハイヒールをよく履く人に多く、靴の形が足にあっていないため、同じ場所が繰り返し刺激されることが原因である。似たような症状に「たこ」があるが、これは痛みを伴わない。治療には、皮膚科や外科で角質層を削る対処療法もあるが、根本的には角質層を柔らかくし、刺激を少なくする工夫が必要。市販のスピール膏というリング状のクッションを張って軟化させるのもよい。足の皮膚の再生には約1ヶ月を要する。鶏眼が浅ければ、リフレクソロジーやフットセラピーで改善する場合もある。
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