顔面単純性粃糠疹 [ Pityriasis simplex faciei ]
読み方 : がんめんたんじゅんせいひこうしん
顔面単純性粃糠疹とは、おもに口の周囲や頬に、10円硬貨くらいまでの大きさの、表面がカサカサと粉をふいたような白く抜けた病変が出来る。痛くもかゆくもない。はたけとも呼ばれる。
顔面単純性粃糠疹は、出来始めには少し赤みを帯びていることもあり、冬季の学童期の子どもに多く見られる。首や背中に出ることもある。アトピー性皮膚炎の子どもに出やすいといわれるが、自然に治ることが多く、気になるときは白色ワセリンなどの保湿剤を外用するのが有効。
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