手首自傷症候群 [ Wrist-cutting syndrome ]
読み方 : てくびじしょうしょうこうぐん
手首自傷症候群とは、思春期の女性に多くみられる自傷行為で、かみそりなどの鋭利な刃物で自分の手首に多数の浅い並行する傷をつくる行為。
手首自傷症候群は、必ずしも自殺目的とは限らず、前腕に火のついたタバコを押し当てる、頭を壁にぶつける、頭髪などを抜くなどの自傷行為と同様に、統合失調症や人格障害などの精神状態が背景にあることが多く、精神保健上のケアが必要。リストカット症候群とも呼ぶ。
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