手足口病 [ Hand, foot and mouth disease ]
読み方 : てあしくちびょう
手足口病とは、コクサッキーウイルスのA群16型、エンテロウイルスの71型などの腸内ウイルスに感染して起こる病気で、手、足、口に水疱が現れる。Hand, foot and mouth diseaseを略してHFMDとも呼ばれる。
手足口病は、生後7ヵ月から4、5歳の子どもに発症しやすく、3〜5日の潜伏期の後、手のひらや指の側面、足のかかとや親指の側面、口の中などに水疱がまばらに出て、2割の子どもが38℃前後の熱を出す。有効な薬はなく、口の中が痛むときは流動食などで痛みをとり、熱が高いときは解熱剤を使用する。予防接種はない。
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