老人性乾皮症 [ Senile xerosis ]
読み方 : ろうじんせいかんぴしょう
老人性乾皮症とは、皮膚が乾燥した状態のことで、高齢者に多くみられる。
老人性乾皮症は、11〜3月頃に皮膚が白い粉をふいたようになり、進行すると魚のうろこのような状態となる。かゆみにも敏感になり、かきむしることが多い。治療としては、皮膚のバリア機能の改善を目的として、尿素軟膏などの保湿剤やワセリンなどを1日2〜3回、湿疹がある場合はステロイド軟膏を塗布する。刺激の少ない衣服を着用するほか、爪を短くしてかきむしらないよう注意することも重要。
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