線状皮膚萎縮症 [ Cutaneous atrophy ]
読み方 : せんじょうひふいしゅくしょう
線状皮膚萎縮症とは、皮膚が引っ張られて、線状に伸びたように見える状態のこと。思春期や妊娠期に腰や臀部に見られ、男性より女性に多い。
線状皮膚萎縮症は、副腎皮質ホルモンの働きにより、真皮を結合している組織が断裂して起こる。肥満者や妊婦に多いが、副腎皮質ホルモンを内服した場合や、副腎皮質ホルモンの病気であるクッシング病でも見られる。治療法は無いが、最初は赤紫色をしているのが年月とともに白色化して目立たなくなる。健康上、とくに問題は無い。
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