スクロース [ Sucrose ]
読み方 : すくろおす
スクロースとは、三大栄養素の糖質(炭水化物)で、サトウキビやテンサイ、サトウダイコンを原料として製造される甘味料。別名、ショ糖、または、サッカロースとも呼ばれる。
一般的には、これらからつくられた製品(甘蔗糖、甜菜糖、メープルシロップなど)を砂糖と呼ぶが、スクロースと砂糖は混同して使われる。スクロースは、グルコース(ブドウ糖)とフルクトースがグルコシド結合で2分子つながった二糖類の形をしている。スクロースは、小腸でスクラーゼという消化酵素(インベルターゼ)によりブドウ糖と果糖に分解され吸収される。日常使用されている砂糖は、ほとんどが精製されて色の白くなった分蜜糖で、黒砂糖などは、含蜜糖と呼ばれ、糖蜜をふくんでいるため色が濃く、甘みも強くなっている。ざらめ糖(白双糖、中双糖、グラニュー糖)、小さくてしっとりした車糖(上白糖、中白糖、三温糖)などは、結晶の状態による違い。また、スクロースを180℃以上に熱すると、結晶がとけて、褐色でどろどろしたカラメルになる。スクロースは基本的には、加工食品や菓子などに幅広く使われている食品添加物であるため、危険な成分ではない。純粋なスクロースは白色結晶で、化粧品には、保湿、うるおい成分として用いられる。
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