ダイエタリー・ファイバー [ Dietary fiber ]
読み方 : だいえたりい・ふぁいばあ
ダイエタリー・ファイバーとは、糖質やたんぱく質のように一定の構造を持った物質に対して与えられた名称ではなく、人の消化酵素で消化されにくい成分のことを言う。Dietary fiberの略で食物繊維とも呼ばれる。
ダイエタリー・ファイバーは、五大栄養素であるタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルに加えて第六の栄養素と言われる。ダイエタリー・ファイバーは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に大別される。水溶性食物繊維は、血液中のコレステロールの抑制、動脈硬化性疾患の予防、高血圧症の血圧降下、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防効能が挙げられる。また不溶性食物繊維は、便秘解消、大腸がんの予防、毒性の制御作用などが挙げられる。ダイエタリー・ファイバーが腸の健康に役立つのは、大腸内で未消化のダイエタリー・ファイバーが便の量を増やし、腸壁を刺激することから便通を良くするためである。ダイエタリー・ファイバーは人間の体内では消化吸収されにくいため、胃の中の滞留時間が長くなり、腹もちが良くなり、過食が避けられるため、ダイエットに効果がある。ダイエタリー・ファイバーの多くは腸内細菌の栄養源となるが、その際に、体に有用なビフィズス菌を増やす効果もある。摂取量の目安は、成人で1日当たり20〜25g。
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