コレステロール [ Cholesterol ]
読み方 : これすてろーる
コレステロールとは、三大栄養素の脂質の一つ。
コレステロールは、体の細胞膜や性ホルモン、ステロイドホルモン、ビタミンD、胆汁の材料になる大切な栄養成分。コレステロールの名称は1784年に研究者が胆石からコレステロールの固体を初めて同定した際、ギリシア語のchole-(胆汁)とstereos(固体)から名付けられた。
人間の体中では生体内の状態を一定に保とうとする力(これを「恒常性維持機能」または「ホメオスタシス」と呼ぶ)が備わっていて、この機能が体内でのコレステロールの量を一定に保とうと働いている。コレステロールは、細胞にとっては不可欠の物質で、常時、肝臓で再合成されるか、食物から摂取され、血液中を運ばれる。酸化すると、血管壁などに沈着して動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす原因になることもある。善玉コレステロールと悪玉コレステロールは、コレステロールが血管中を輸送される際のコレステロールとリポ蛋白がつくる複合体のこと。善玉と悪玉の違いは複合体をつくるリポ蛋白の違いであり、これにより血管内での振る舞いが変わることに由来する。これらのコレステロールを原料とする複合体分子が血液の状態を計る血液検査の指標となっている。
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