マンガン [ Manganese ]
読み方 : まんがん
マンガンとは、人間の骨の生成・石灰化に関わる重要な栄養素で、体の基本機能の維持にも深く関わるミネラル成分のひとつ。
マンガンは、肝臓、膵臓、毛質に特に含まれ、骨の形成を促進し肝臓や骨の酵素を活性化し、タンパク質や脂質の代謝を促す。疲労やいらいらを和らげ、記憶力を増進させる効果がある。マンガンは通常はあまり不足することはないが、不足するとめまいを起こしたり、平衡感覚が狂うことがある。他にも骨の発育や生殖能力が低下し、まれに生まれてくる子どもが弱く死亡してしまうこともある。めまいを起こしやすい人、ぼんやりして忘れっぽい人は、マグネシウムを多く摂るようにした方が良い。ただし、副作用の危険性があるので、過剰摂取は避けなければならない。カルシウムとリンの多量摂取は、マンガンの吸収の妨げになる。マンガンはもともと土壌に含まれている成分で、それを吸収した植物から摂取することができる。そのため、土壌に含まれたマンガン量によって、植物が含むマンガン量も決まってくる。乾燥きくらげ、しょうが、アーモンド、納豆などの食品に多く含まれる。
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