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最終更新日: 2024/11/24
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鉄分 [ Iron ]


読み方 : てつぶん


鉄分とは、赤血球中のヘモグロビン成分で、各細胞へ酸素を運ぶ働きをしている。また、成長促進や免疫力増進に関わり、酸素の活性化、栄養素の燃焼にも関係している。

鉄分は、吸収率が低くいため不足しがちなミネラルで、食品に含まれる鉄分には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類がある。 魚や肉に含まれる鉄分がヘム鉄、野菜や穀類に含まれる鉄分が非ヘム鉄。ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて、数倍も腸での吸収がよい(非ヘム鉄の吸収率は5%、ヘム鉄は20〜30%程)ので、脱貧血には、ヘム鉄を十分にとる必要がある。さらに、ビタミンCと一緒に摂るとさらに吸収率が上がる。鉄分は赤血球ヘモグロビン筋肉のミオグロビン、肝臓に多く含まれているが、鉄分が不足すると、鉄欠乏性貧血、めまい、疲労、免疫低下、集中力低下、下痢や便秘などの症状が現れるほか、乳児の場合は発育が遅れることもある。一時的に摂取しても、血中の鉄分は増えるが、貧血の根本的な回復にはならないので、長期間摂取し、体の中に常に貯蓄されている状態にするのが良い。一日当たりの目安は男性10mg、女性12mgとされている。

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関連項目
亜鉛 一重項酸素 栄養機能食品 栄養素 塩化マグネシウム 塩素 活性酸素 カリウム カルシウム クロム コバルト サプリメント 三大栄養素 鉄分 ナトリウム ニトログリセリン 必須栄養素 必須脂肪酸 必須ミネラル 微量元素 マグネシウム マンガン ミネラル モリブデン 有害金属 ヨウ素 リン

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