ビタミンC [ Vitamin C ]
読み方 : びたみんしー
ビタミンCとは、コラーゲンの生成に不可欠な水溶性ビタミン。化学的にはアスコルビン酸のL体のみを指す。
人やモルモットなどの一部の霊長類を除く動物は、アスコルビン酸を体内で合成できるが、人は体内で合成できないため必要量を食事などの外部から摂取する必要がある。ビタミンCは、アミノ酸の生合成に利用される他、ストレス緩和のために副腎からアドレナリンを分泌、脂肪酸をミトコンドリアに運ぶための担体であるL-カルニチンの合成など、体内で進行する水酸化反応に重要な役割を果たす。ビタミンCは、ビタミンEと協力して肌の張りを保つコラーゲンの合成を助け、血管や骨、皮膚、粘膜などを強くする。肌の張り、しみ・しわ・そばかすの原因となるメラニン色素の合成を抑える。その他、ウィルスや細菌に対する抵抗力を高め、カゼや感染症を予防する、ストレスを和らげる、血中コレステロールを下げる、発ガン物質の生成を抑える、鉄分の吸収を助ける、コラーゲンの生成などの働きがある。水溶性ビタミンなので体内に取り込まれた不必要な分は、尿から排泄されるため摂りすぎの心配はない。排泄過程で腸内細菌を活性化させながら排泄されていくため、たくさんとったビタミンCが無駄になることはない。ビタミンCは、2〜3時間で体外に排泄されてしまうため、1度に多くを摂るのではなくこまめに分けて摂った方がよい。なお、喫煙者はタバコの有害物質を解毒する際、タバコ1本につきビタミンCが25mg損失されるといわれているので、より多く摂取した方がよい。
美容整形・プチ整形のお悩みなら、美容外科スクエア「キレイ」の無料一括相談。
関連項目
|
|
50音順
|