葉酸 [ Folic acid ]
読み方 : ようさん
葉酸とは、植物に多く含まれている水溶性のビタミンB群の一種で、遺伝子(DNA)の生成、修正に大きく関与する栄養素。
葉酸が最初に抽出されたのはほうれん草からで、ラテン語で葉を意味する「フォリウム」から名づけられた。葉酸は、ビタミンB12と協力して、赤血球の生成に深くかかわり、赤血球内の核酸(DNA)の合成を促進させて貧血を予防する。また、血液中に蓄積するホモシステインの濃度を下げ、心臓病や脳卒中のリスクを軽減させるという報告もある。不足すると貧血や出血傾向の病気にかかりやすくなる。また、妊婦の葉酸不足、とくに、妊娠初期(4週〜12週)は胎児の細胞分裂がさかんな時期で、この時期に葉酸が不足すると胎児に神経障害が起こりやすくなるため、特に積極的な摂取が必要。厚生労働省でも、妊娠を希望するすべての女性に対し、1日0.4mgの葉酸の摂取を勧めている。お酒を多く飲む人、タバコを吸う人、ビタミンCを摂取量が多い人は葉酸の排泄量が増えるため、葉酸の摂取量を増やすとよい。
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