アラキドン酸 [ Arachidonic acid ]
読み方 : あらきどんさん
アラキドン酸とは、細胞膜を作っているリン脂質を構成する脂肪酸の一種で、三大栄養素の脂肪(脂質)の一つ。必須脂肪酸。Archidonic acidを略してARAとも呼ばれる。
アラキドン酸は、脳に多く存在し、免疫や血圧を調整するとともに、胎児や乳児の発育においても重要な役割を果たしている。また、コレステロールの値を下げたりアレルギーを改善する効果のほか、脳のはたらきの低下を改善するという効果もある。アラキドン酸は、体内で作ることができず加齢とともに減りがちとなる。また、アラキドン酸は、生理活性物質(プロスタグランジン、ロイコトリエンなど)の原料となる物質でもある。アラキドン酸は、学習能力の向上、うつ状態、気力低下の予防、免疫、神経系の機能調節、血圧調節などの効果がみられる。アラキドン酸は、牛レバー、豚レバー、卵黄、豚肉、ぶり、サバなどに多く含まれるが、食品だけで摂るとコレステロ−ルの摂りすぎが心配となるため、サプリメントをうまく取り入れて摂取すると良い。
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