多価不飽和脂肪酸 [ Polyunsaturated fatty acid ]
読み方 ： たかふほうわしぼうさん
多価不飽和脂肪酸とは、不飽和脂肪酸の一種。
多価不飽和脂肪酸は、n-3系脂肪酸（EPAやDHAなど）とn-6系脂肪酸（リノール酸など）の二つに分けることができる。多価不飽和脂肪酸は、水素原子のペアが2つ以上失われている形の脂肪酸。室温では柔らかい状態になっているか、液体状になっている。多価不飽和脂肪酸は体内では合成されないので食物からの摂取が必要。しかし、多価不飽和脂肪酸の過剰摂取は体内で過酸化物を生成するため、動脈硬化や悪性の腫瘍の原因となる。魚の脂肪、大豆油、ひまわり油などに多く含まれる。
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