核酸 [ Nucleic acid ]
読み方 : かくさん
核酸とは、生存のための遺伝をつかさどるDNA(デオキシボ核酸)とその情報を読み取ってたんぱく質を合成するRNA(リボ核酸)を合わせて呼び、動植物すべての細胞に含まれる有機化合物です。核酸は、細胞の新陳代謝をスムーズにする成分で、細胞の増殖、たんぱく質の合成、細胞の活性化を促進します。DNAの損傷により、がんや糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病、肌や内臓、血液、脳の老化などがいわれますが、核酸はがん物質や放射性物質から細胞を守ると同時にDNAの損傷を修復する働きがあることも認められています。これらのことから、核酸を継続的に摂取することで、免疫力を高めたり体力の強化、がんや生活習慣病の危険を減少させる、老化のスピードや痴呆の進行を緩やかにする、ニキビなどの皮膚疾患を軽減するなどの効果が得られると考えられています。また、核酸は皮膚に直接塗っても皮膚の再生と老化防止に効果を現すことから錠剤やカプセル剤のほか、日焼け止め化粧品などにも配合されています。核酸の摂取量は決められていませんが、300〜400mg/日を目安とし、コレステロールやプリン体が多く含まれている白子などの食べ過ぎには注意しましょう。
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