成長ホルモン [ Growth hormone ]
読み方 ： せいちょうほるもん
成長ホルモンとは、脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌される191個のアミノ酸からなる蛋白ホルモン。
成長ホルモンは、多くの動物でも見られるホルモンだが、特にヒト成長ホルモンはhGHと呼ばれる。成長ホルモンは、骨を成長させる、筋肉を増量する、血糖値を上げる、タンパク質、炭水化物、脂質の代謝を促進するなどの働きがある。成長ホルモンは、特に成長期に多く分泌されるが、夜間の十分な睡眠、運動、アルギニンの摂取などによっても分泌を促進させることが出来る。成長ホルモンは「若返りホルモン」などとも呼ばれ、疾病の対策以外に「抗加齢医学」と呼ばれる分野でも利用されており、米国では、成長ホルモンの注射がアンチエイジングの中心になっている。
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