血糖値 [ Blood sugar level ]
読み方 : けっとうち
血糖値とは、血液中の血糖濃度を表す値。血糖値が高いと糖尿病を起こしやすいことで知られている。
単位はmg/dlで、100mlの血液中にどれ位のブドウ糖が含まれているかを表す。ブドウ糖は、体にエネルギーを供給するために重要な役割を果たしている。しかし、血糖値が高すぎると、体のあちこちに支障がおきる原因になる。高血糖は初期状態では自覚症状がなく、無自覚のうちに重症になるケースが多い。日常アルコールを多飲する人、過食がちな人は注意が必要。糖尿病で直接死ぬことは少ないが、糖尿病になったことから、細小血管がもろくなり生じる合併症の網膜症、腎症、神経障害などは生命の危険につながる。血糖コントロールはむずかしいため、専門医に相談するのがよい。血糖値は、空腹時にはほぼ一定に保たれており、食事後にその値は上昇するが、健康な人なら数時間で元に戻る。具体的には膵臓から分泌されるインスリンは血糖値を下げ、それ以外の下垂体ホルモン(成長ホルモン)、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)、アドレナリン、甲状腺ホルモン、グルカゴンなどは血糖値を上昇させる。これらの働きにより、非常に狭い範囲の正常値に保たれている。しかし糖尿病になると高血糖の状態が続くため、血糖値は糖尿病を調べる際の基準となっている。空腹時血糖値が126mg/dl以上、その時々で血糖値が200mg/dl以上あるいは75g経口ブドウ糖負荷試験での2時間後血糖値が200mg/dl以上あれば「糖尿病型」と判定される。
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