内臓脂肪 [ Visceral fat ]
読み方 : ないぞうしぼう
内臓脂肪とは、内臓の周囲ついている脂肪のこと。
内臓脂肪は、物理的または温度的な刺激から内臓を保護する詰め物のような役割があり、食事から摂取し余った栄養分を中性脂肪という形で蓄え、必要なときに血液中に放出してエネルギーとする働きがある。内臓脂肪は、内臓に脂肪が過剰についている内臓脂肪型肥満(リンゴ型)と、お尻や太ももなどに脂肪がついている皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)に分けられる。内臓脂肪は、過剰に蓄積すると内臓脂肪症候群と呼ばれる状態になり、やがて動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病に発展する可能性がある。痩せていても、内臓肥満という場合があり、極端なダイエットをすると女性の場合、女性ホルモンの分泌をコントロールする脳の視床下部の働きがマヒし、エストロゲンが減少して内臓脂肪がつきやすくなる。また、そんなダイエットを中断してリバウンドしてしまった時の脂肪は内臓脂肪として溜まっている可能性が高い。また、アルコールの過剰摂取や不規則な生活から肝臓に脂肪がついている若い人が増えていて、放置していると肝硬変になる恐れもある。内臓脂肪は、皮下脂肪よりも先にエネルギーとして利用されるため、つきやすく、取れやすいという特徴がある。内臓脂肪を減らすには、腹筋などの筋トレではなく、有酸素運動(エアロビクス・エクササイズ)が効果的。
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