貯蔵脂肪 [ Depot fat ]
読み方 : ちょぞうしぼう
貯蔵脂肪とは、人間の体内にある脂肪の総称であり、健康管理の指標となる。別名、体脂肪とも呼ばれる。
貯蔵脂肪は、内臓周辺につく「内臓脂肪」、皮膚の下につく「皮下脂肪」、血液中に流れている「コレステロール」や「中性脂肪」に分けられる。脂肪は、体がエネルギー源を貯蔵するために作られ、運動などでエネルギーが不足すると蓄えられていた脂肪が分解・燃焼し、エネルギー源として使われる。貯蔵脂肪が多くなりすぎると高血圧や糖尿病などさまざまな病気の原因となることがある。逆に貯蔵脂肪が少なすぎると、特に女性の場合、性ステロイドホルモンの代謝異常など、月経に重大な影響を及ぼす危険性が高くなる。見た目はやせていても内臓脂肪が多い場合は隠れ肥満と呼ばれ、自覚症状が得られにくく、危険な状態になってしまう。最近では電気抵抗を測ることで体内にどれくらいの脂肪があるかを測る(インピーダンス法)ことができる専用の器機も市販されている。
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