好中球 [ Neutrophil ]
読み方 : こうちゅうきゅう
好中球とは、外部から侵入してくるウイルスや細菌などの外敵から体を守ってくれる白血球の3種類ある顆粒球の一つ。
血液は赤血球や白血球といった血球成分と、それ以外の血漿成分から構成されており、好中球は白血球の多くを占める成分。白血球の顆粒球は、好中球、好酸球、好塩基球の3種類から成り、好中球は、顆粒球中の90〜95%を占めている。また、白血球全体の50%以上を占める。組織に炎症が起こった場合や、がんなどの病気になったときに検査を行うと、通常の量よりも増える。好中球は、成長すると核が分かれる(分葉)するので、多核白血球と呼ばれることもある。好中球は、末梢血液や骨髄など全身に広く分布していて、体中には数千億個存在しており、毎日1000億個が新たに産生されている。好中球の寿命は、末梢血液内で約12時間、組織内で数日。また、好中球の形状は定まっておらず、無色半透明。
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