褐色脂肪細胞 [ Brown adipocyte ]
読み方 : かっしょくしぼうさいぼう
褐色脂肪細胞とは、多胞性脂肪細胞の一つで、脂肪を燃やして熱を作り出している。
体内には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があるが、白色脂肪細胞の数が250億〜300億(肥満者は400〜600億)に対して、褐色脂肪細胞の数はその1%ほどで、成長するにつれてその数は減少する。また、白色脂肪細胞が全身に存在しているのに対して、褐色脂肪細胞は、肩甲骨下部、首の後ろ、脇の下、心臓の大動脈と腎臓の周囲にのみ存在する。褐色脂肪細胞は、食事から摂取した余分なエネルギーを燃焼させ、身体に余分な脂肪が蓄積するのを防いでいる。また私たちの体が「寒い」と感じたときには褐色脂肪細胞が働き、ミトコンドリアで熱を作り出し、体温を上昇させて寒さから身体を守る。
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