γ-アミノ酪酸 [ Gamma-aminobutyric acid ]
読み方 : がんまあみのかくさん
γ-アミノ酪酸とは、人間の脳内に微量に存在する神経伝達物質の一つで、中性脂肪増加の抑制や神経の興奮抑制の効果がある。Gamma-aminobutyricacidを略してGABAとも呼ばれる。
神経伝達物質のうち、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどは、それぞれの持つ役割を神経細胞の興奮を高める事で伝える興奮性の神経物伝達質である一方、γ-アミノ酪酸は、その刺激が伝わらないように神経細胞の興奮を抑える、抑制性の神経伝達物質です。今では、精神安定剤などの不安を抑えてくれる薬の多くに、このギャバの働きを強める成分が使われている。γ-アミノ酪酸には、血圧を下げる、神経の鎮静、中性脂肪を抑制する、腎臓・肝臓の働きを高めるなどの作用があり、中性脂肪の抑制に良いと言われ、美容や健康維持にも効果的である。最近話題の発芽玄米にはγ-アミノ酪酸が白米の10倍ほど含まれている。γ-アミノ酪酸は体内でも生成されるが、睡眠中、特に深い眠りに入っているときに生成されるため、睡眠不足はγ-アミノ酪酸不足にもつながるとされている。
美容整形・プチ整形のお悩みなら、美容外科スクエア「キレイ」の無料一括相談。
関連項目
|
|
50音順
|