振動障害 [ Vibration hazard ]
読み方 : しんどうしょうがい
振動障害とは、削岩機、チェーンソーなどの振動工具を使用する職業の人に起こる障害。
振動障害は、工具の使用時間が一般に1,000時間を超えると発症する。症状としては、手指や前腕のしびれ感、冷感が起こり、皮膚がろうのように白くなる。感覚が鈍くなり、関節の変形や骨の硬化が起こることもある。治るまで工具の使用は禁止し、体操などの運動療法を行ったり、血管拡張剤や鎮静剤の服用を行う。重症となると職業病と認定され、労働者災害保険が適用される。
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