成人スティル病 [ Adult still's disease ]
読み方 : せいじんすてぃるびょう
成人スティル病とは、若年性関節リウマチのうち全身型が成人に生じる病気で、16〜35歳で発症することが多い。Adultstill's diseaseを略してASDとも呼ばれる。
成人スティル病は、高熱、関節炎、皮疹をともない、1日に1〜2回高熱のピークをむかえ、胴体、手足、顔面にサーモンピンク色の紅斑が現れる。まだ症状の出ていない箇所を爪でかくとそこにも紅斑が現れ、これをケブナー現象という。原因は不明だが、関節リウマチと似ていることから自己免疫疾患とする説などがある。ステロイド薬や高リウマチ薬を用いて治療する。
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