急性膵炎 [ Acute pancreatitis ]
読み方 : きゅうせいすいえん
急性膵炎とは、膵臓の炎症が急速に起きる病気。膵臓で作られる消化酵素の働きが活発になり、膵臓自体が溶かされることで起きる。
急性膵炎は、過度のアルコール摂取や胆石などが主な原因だが、原因不明の場合もある。腹部の上のほうがやや痛む程度であることがもっとも多いが、痛みの範囲が腹部全体や背中へとだんだん広がり、痛みが激しくなることもある。また、血圧の低下や嘔吐が見られることもある。飲食をしないことで膵臓を休めて、体内の水分量や栄養バランスなどを保つ輸液や、透析などを行って治療する。予防するためには、過度の飲酒は避けるようにする。
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