冠攣縮性狭心症 [ Vasospastic angina ]
読み方 : かんれんしゅくせいきょうしんしょう
冠攣縮性狭心症とは、酸素や栄養を心臓に運ぶ冠動脈が、異常に収縮して血管の中が狭くなったとき、その先へ運ばれる血液の量が不足して起こる狭心症のこと。
冠攣縮性狭心症は、胸の痛みや圧迫感といった症状が発作的に現れる。夜間や早朝の睡眠時に起こり、心電図で特有の波形が見られた場合、異型狭心症と呼ばれることもある。また安静にしているときに症状が現れるため、安静時狭心症のひとつでもある。タバコの煙が関係しているといわれ、発作時は薬を服用する。
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