不定愁訴 [ Indefinite complaint ]
読み方 : ふていしゅうそ
不定愁訴とは、体のどこにも異常がないのに全身的な倦怠感や頭痛、微熱などを訴える症状を指す。
不定愁訴は、患者も体のどこが悪いのかよくわからず、検査をしてもどこが悪いのかはっきりしないが、全身倦怠、疲労感、微熱感、頭重、頭痛、のぼせ、耳鳴り、しびれ感、動悸、四肢冷感などの症状があり、けして気のせいではないので放置せずに医者に診てもらうのが良い。不定愁訴の主な原因としては、疲労の蓄積や身体的病気から自律神経が乱れて起こる。十分な栄養と睡眠、そして、ストレスのない生活が一番効果的な対処法である。またビタミンを積極的に取ることも重要である。不定愁訴は自律神経失調症や更年期障害、その他いわゆる心身症の症状として現れることが多い症状で、子供の場合は年齢が上がるにつれてその確率も上がるが、高校生くらいまでならば、重大な病気が隠れていることは少ない。
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