過食症 [ Binge eating ]
読み方 : かしょくしょう
過食症とは、摂食障害の症状の一つで、仕事や生活などのストレス、またはダイエットの反動から極端に食べ過ぎてしまう状態が続くことを言う。神経性過食症とも呼ばれる。
過食症は、拒食症(神経性無食欲症)とは別のものとして扱われるが、実はきわめて近い関係にあり、過食症から拒食症へ、あるいは反対に拒食症から過食症へ移行することもある。ストレスから過食が続き、嫌悪感にさいなまれてダイエットをするが、そのストレスからまた過食症になって、悪循環に陥りやすい。中には食べてから吐くことを繰り返し、周囲が過食症であることに気がつかないまま危険な状態に陥ってしまうこともある。過食症の主な症状は、「痩せていなければいけない」という気持ちもあり、大量に飲食したことによる体重の増加を防ぐために、吐く、下剤を服用して下痢を起こすなどの行為を行ったり、うつ状態になることもあり、女性では無月経などがある。過食症も拒食症もメンタルなものが原因になることもあり、専門医に相談することが必要。
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