形成外科 [ Plastic surgery ]
読み方 : けいせいげか
形成外科とは、救命や除痛を主たる領域とする「外科」に対して、「形成外科」は、機能回復と社会生活の質=QOL(QualityofLife)の向上を目的とする専門外科である。さらに形成外科の専門領域は、「再建外科」と「美容外科」の2種に大別される。
形成外科は、再建外科の治療対象は組織の変形や欠損などの「疾患」であり、生まれつき、または事故や病気が原因で変形したり失われた体の表面や骨の異常の機能を、正常に近い状態に再建すると同時に機能の回復を促すというもの。口唇裂、外傷または熱傷による瘢痕、外傷による顔面の変形などを対象とする。一方、美容外科は、「病気には分類できないが患者さん自身が気にする形状」に対し、希望に応じた形態変化の治療を行う。医療法上は形成外科と美容外科は各々独立した標榜科となっているが、いずれも笑顔の社会生活に貢献するという目的に通じている。以前は外科・耳鼻科・眼科・皮膚科別々でおこなわれることが多かった。1975年より、形成外科の標榜がみとめられた。
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